前回の記事では、キャバクラ求人の探し方を紹介しました。
何かめぼしい求人を見つけることはできましたでしょうか。
おそらく「気になるお店を見つけたから面接に行きたい!」と意気込んでいる方も多いと思いますが、面接に挑戦する前に、試しに銀座キャバクラで働いてみることをおすすめします。
そう「体験入店(体入)」という素晴らしいシステムを活用しましょう。
1.体験入店なしではお店を判断できない
お店探しの段階であなたが得た情報は、あくまでも「お店側がアピールしたい情報だけ」にすぎません。
実際に入店してから「こんなはずじゃなかった…」という事態をさけるために、まずは働いてみることで、自分自身の目でそのお店の実情を確認し、自分がそのお店にどういう印象を持つのかを肌で感じる必要があります。
そこで役に立つのが、この体入というシステムです。
実際にお目当てのお店で仕事をしてみることで、お店側がアピールしていない裏の部分を知ることができるでしょう。
例えば内装や用意されている設備の状態などは、実際に中に入って働いてみなければ正確に把握することができない部分です。
また所属しているキャバ嬢の持ち物や服装、プロの接客技術を観察することで、どういう立ち居振る舞いが大きな売上につながるのかという、自分の実入りに関わる部分も確認できます。
場合によっては、お店側が求人情報には絶対に掲載しないであろう、隠されたデメリットを見つけてしまうこともあるかもしれません。
体入というシステムを一言で表現するならば、「お金をもらいながらお店を知れるシステム」といえます。
女性側には何のデメリットも存在しませんので、何はともあれ、まずは働いてみることをおすすめします。
2.来店するお客様の客単価を確かめる
また体入で確認できることは、お店の設備や勤めているキャバ嬢の様子だけではありません。
もう1つの、何よりも大きな情報を確認することできるのです。
それは「どのくらいのお金を落とすお客様が来店されるのか」を、自分の目で確かめられるということに他なりません。
体入でお店に入った場合、すでにお店に所属しているキャバ嬢の邪魔をするわけにはいかないため、「ヘルプ」という形でテーブルにつくことになります。
この場合、キャバ嬢の数が足りないテーブルを転々としながら仕事をすることになるのです。
つまり、勤務中の全ての時間を使って、来店する客層やお客様の客単価を確かめることができるということになります。
「どういうお客様の客単価が高いのか」
「お金を落とすお客様が何人来店されるのか」
という、後々自分の収入の元になる、お客様の情報をつぶさに観察することができるのです。
さらに「一晩でお店が稼ぎ出す生の数字」を確認できるチャンスも、体入を活用する以外にはありません。
こういった情報を求人誌や求人サイトから仕入れることは絶対にできませんので、有効に活用しましょう。
3.妥協なしでお店を探そう
そのためにもしっかりとお店の下調べをして、ピックアップした全てのキャバクラに行ってみるくらいの気持ちで、体入を活用することをおすすめします。
実際問題として複数のお店を比較しないと、お店や「銀座」というエリアに対する正確な判断を下すことができないからです。
例えば最初に入店したお店に対し、とても羽振りの良いイメージを持ったとしましょう。
しかし銀座全体の平均から見た場合、そのお店の売上額は「下の中」程度かもしれません。
とても設備が整っていると感じたそのお店より、もっと素晴らしい環境のお店が存在している可能性もあります。
本当に稼ぎたいなら、集められる限り、全ての情報を集めましょう。
「銀座」というエリアは、間違いなくキャバクラ界の頂点に君臨する「稼げる立地」です。
そしてその銀座キャバクラの中にも、売上の格差というヒエラルキーが存在します。
本入店してから後悔しないために、妥協をせずにお店を探しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
銀座は日本のキャバクラが多いエリアの中でも、最も稼げるエリアといっても過言ではありません。
銀座キャバクラで働くということは、その時点で「勝ち組のキャバ嬢の仲間入りをした」といえるほどのことなのです。
確かに競争率が高く、ある程度のスキルや経験がないと中々採用されないかもしれません。
しかし必ずあなたにあったお店が存在しますので、諦めずに体入を活用していきましょう。
次回はめでたく採用された場合、接客をすることになる「銀座のお客様の実態」に迫ってみたいと思います。