一流の土地である銀座キャバクラで、ナンバー1キャバ嬢になるためには、「売上とお給料」に関する問題を避けて通ることはできません。
今回の記事では効率よくお金をゲットして高収入にを目指すためには必須の知識となる、キャバクラの給料体系について紹介します。
1.キャバクラのお給料の内訳について
まずキャバクラの給料は「時給、各種バックインセンティブ」で稼いだお金から「送迎費、雑費、源泉徴収」を引かれることで手取り金額が決まります。
それではそれぞれの詳細な内容を以下で紹介します。
・時給
保証期間が過ぎると、時給は各キャバ嬢の実力に合わせて変動することになります。
勤めているお店が採用しているシステムによって、変動の仕方が変わります。
代用的なシステムとしては「ポイントスライド制」が有名ではないでしょうか。
このシステムは指名(予約)や同伴に対してポイントを付与し、その合計数から時給が決定されます。
例えば本指名1ポイント、同伴2ポイントのお店で、予約3回・同伴4回出会った場合、合計ポイントが11ポイントになり、10ポイントの以上の場合は時給3,500円といった具合です。
抱えているお客様の数を評価するシステムといえるでしょう。
次に多いシステムは、「売上スライド制」ではないかと思われます。
予約時の売上合計で時給が変動します。
例えば予約時に10万円以上の売上を上げた場合、時給3,500といった具合です。
こちらは売上をそのものを評価するシステムといえます。
また上記2つのシステムを合わせ、客数と売上の両方を評価し、時給に反映する売上・ポイントスライド制を採用しているお店もありますので、実際に入店する前にしっかりとシステムを確認しましょう。
・各種バックインセンティブ
時給とは別に、キャバ嬢の成績に応じたインセンティブが発生します。
代表的なものとして下記のような種類があります。
- 予約1回につきいくらの「本指名バック」
- ボトル料金の10%程度がもらえる「ボトルバック」
- 同伴1回につきいくらで支払われる「同伴バック」
- 予約時の売上金額に対し数%発生する「売上バック」
他にも場内予約や延長に対してインセンティブがつくお店や、ドリンク1杯につきいくらのドリンクバックがつくお店も存在しているようです。
インセンティブの金額自体はお店によってまちまちですが、どこのお店であっても本当に売上を作れるキャバ嬢は、時給の何倍もの高額なインセンティブで稼ぎ出しています。
バックで稼げるようになって初めて、一流のキャバ嬢といえるでしょう。
画像引用元:http://lovehigashiku.com/author/yoshizukasakaten/
・送迎費、雑費
先ほどまではプラスされる金額でしたが、ここからはマイナスされる金額を紹介します。
送迎費は読んで字のごとく「送りの代金」のことです。
勤務後にある程度の金額を支払うことで、車で自宅まで送ってもらうことができます。
雑費の内容はお店によって様々ですが、衣装レンタル代やヘアセット代、所得税、福利厚生費といったものをまとめて、雑費と呼ぶことが一般的です。
お店によっては送迎費がなく、全て雑費にまとめられていることもあります。
・源泉徴収
こちらも稼いだお金からマイナスされる金額になります。
収入がある個人には、税金の納付義務が課せられているのですが、逐一自分で支払うのは非常に手間がかかります。
そういった背景があるため、所属しているお店が源泉徴収として一括で集め、税金を支払っているのです。
キャバクラでは一般的に、お給料の10%を徴収しています。
2.まずは指名を掴み取ることから始めよう
キャバ嬢の給料体系の内訳は以上の通りです。
これを踏まえた上で効率よくお金を稼ぐためには、とにかく予約の数を増やすことが効果的といえるでしょう。
「ただ勤務しているだけでもらえる時給を楽して上げたい」と思う方もおられるかもしれませんが、いくら時給が上がったところで上限がある以上、各種バックで稼ぐ方が遥かに効率が高いです。
そして効率よく各種バックをつけるためには、まずは常に予約されるキャバ嬢になることが必須となります。
場内予約のような、来るか来ないかわからないものを待っているだけでは、売上を作ることは絶対にできません。
時給もボトルバックも売上バックも、全ては予約がつかなければ生まれてくることはないでしょう。
一見遠回りに見えますが、来店されるお客様にしっかりと「自分」というブランドを印象付け、予約を増やしていくことこそがナンバー1への近道です。
そして銀座で生き残るための、第一関門ともいえます。
3.売り上げバックで高額インセンティブを狙おう
予約がつくようになれば、今まで以上に売上にもこだわっていきましょう。
各種バックの中で、最も強力なものは「売上バック」だからです。
ただの予約や同伴だけでは週に稼げる上限回数が決まってしまいますので、それらだけで最終的に大きな売上を目指すことはできません。
極端な話ですが、月1回の頻度で予約してくれるお客様が、必ず一晩で1,000万円使ってくれたとしましょう。
売上バックが5%のお店であれば、それだけで50万円のバックになります。
そして一流のキャバ嬢にもなれば、完全出来高制(フルコミッション)で仕事をしていることが多いです。
時給のような固定給は0円にする代わりに、超高率の売上バックのみで仕事をしています。
そのバック率は売上額に対して40〜50%になりますので、月に1,000万円売り上げれば、月収は500万円に到達します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
キャバクラの給料の仕組みを理解するお手伝いになりましたでしょうか。
普通に時給で勤めるのもいいですが、せっかく一流の土地でキャバ嬢をするからには、フルコミッションで年収数千万円を目指してみましょう。
次回の記事では、キャバ嬢といして生きていくための生命線でもある、「美意識」についてまとめてみたいと思います。